海に焦がれる碧い書斎

感想、考えたことの記録

インプットを楽しもう

 

今年に入って、念願だった舞台鑑賞をこなすことが出来て実はものすごく達成感があります。

 

私自身、もっと言葉において表現力を磨きたいしヲタク的には語彙力増やしたいと前から常に思ってるのだけれど、それにはどうしたってインプットは欠かせないわけでして。

どれだけアウトプット……つまり発言しようにも、その時その時にふさわしい言葉とか流れという引き出しをたくさん持ってなきゃ一辺倒になって、味気ないというか。

 

で、インプットするにも同じジャンル・カテゴリだけじゃなくあまり触れたことのない世界にも行ってみる必要はある。

身体がいろんな成分で出来ていて、色んな栄養素を取り込むことで初めて自分のエネルギーとなるし、同じものばっかり食べてたらバランスを崩す。これは体だけに限らず頭や精神にも同じことが言えるんじゃないでしょうか。

 

とはいえ、あまり知らない分野に行くのはすごーく勇気が要ります。思ったより体力消耗してしまったり、ターゲット層が自分にあわなかったり、そもそも自分の好みじゃなかったり……どれだけ予習しようが食らってみてはじめてわかることの方が、ずっと多い。

 

そんな中でちょっとやってみようとするのが「いいところを見つける」。

 

自分の好みとその世界の良さは重なるとは限りません。なので、自分好みの味とは別にこういうところはええな、というのはなるべく見つけようと意識してます。できる時に。そうすれば、より他の世界を知れて、自分のものにできるチャンスがあるんじゃないかなと。

 

例えば

「この本は明らかに自分より一回り以上年上向けだけど、具体例がたくさんあってわかりやすい」

「ストーリー展開はグダグダに私は思えるが、映像美が優れ、世界観が統一されている」

 

とか。

そうするうちに、自分の好みや興味のあることがよりはっきりしてきて「じゃあ次◯◯行ってみよう!」と行動するきっかけになるし「××とは少し距離を置いて様子を見よう」もできるわけです。

 

なので、これからもインプットを楽しめたらいいなと思うこの頃です。